家具修理の事例紹介
一つの箪笥を二つに分けました。
桐の可愛い小タンスのリメイク
桐の可愛い小タンス
今日は北九州のHさんの小タンスのリメイク品を配達に行きました。
奥様のお母様の小タンスが蘇りました。京都からご本人様もいらっしゃいまして「まあ!こんなに綺麗になったのですか?」とビックリされました。あと一品の文机も大変綺麗になり「宝物が増えました。」とご主人様もにっこりされました。良い物を選んでいれば又こうして次の世代に受け取ってもらえる喜びが味わえます。しみじみと感じ入りました。
お母様の桐たんすをリメイク
桐タンスリメイクの配達に行きました。
お母様から頂いたタンスをリメイクされました福岡のyさん。
ご主人様もいらっしゃってお二人共「エー!こんなに綺麗になるのですかー。」と、ビックリされました。まだお若いご夫婦で2才のパパそっくりの可愛い女の子が出迎えて下さいました。この小さい女の子が又お年寄りになった時、もう一度リメイクされると良いですね。とお話ししました。「長い話しですね。」とご主人様がおっしゃいました。「そうですね。でもそうやって物を大切にすることを伝えて行きたいですね。」とお話ししました。このタンスには着物だけではなくウールや毛皮、バッグ、更にはcd.dvd.貴金属など虫がついたりカビが生えたりするのを嫌う物を収納されるそうです。蘇った桐のタンス。きっと活躍してくれる事でしょう
古式ゆかしき油単
桐タンスのようにデリケートで大切な家具は昔から大きな布で包む習慣が日本人にはありました。
由緒正しい家柄ではその家の家紋を染め上げてその布で包みました。その風習は今も大切に受け継がれこのように桐タンスをリメイクされた後油単も新しい物と掛け変えられます。
桐タンスの保護の古式ゆかしき油単。これはその中でも特注の油単の色です。
家紋も特別な家紋でした。こうやって代々いろんなことを受け継いで行くんでしょうね。
屏風の更生品
屏風も生まれ変わります。
桐たんす更生品2棹
今朝は早朝の納品です。 4時30分に出発して7時に納めました。桐箪笥の更生品2竿です。
「こんなに綺麗になるとは思っていませんでした。すごいですね。職人さんってすごいですね。」と、只だ感嘆されました。こんな技術は後世まで残していかなければなりません。それが桐里工房の使命だと思います。
総桐箪笥の更生品
先日太宰府のn様の総桐箪笥の更生品を納めさせて頂きました。亡くなられたおばあ様の箪笥です。
この箪笥だけは誰にもやらないで又、棄てないで…とことあるごとにお話しされていたそうです。見事に蘇った箪笥を見て「まあ、こんなに綺麗になって」と、奥様。
帰って来られた息子様も同様に驚かれました。
本当に私達が1番嬉しい瞬間です。もう1本の昇箪笥は上の段を外して焼き桐の整理箪笥にされました。
玄関に入った所に納めさせて頂きこれは見事にマッチングしました。亡くなられたおばあ様もきっと喜んでいらっしゃる事でしょう。
蒔絵入黒漆塗桐箪笥更生品
非常に珍しい蒔絵入り黒漆塗り桐箪笥の更生品を納めさせて頂きました。
福岡のN様。ご主人様のお婆様が嫁いで来られた時に持って来られたタンス。
孫のお嫁さんが命を吹き込まれました。
とてもおやさしい方で「こんなに綺麗になって天国のおばあちゃんもきっと喜んでおられるでしょう。」と話されました。
そんな奥様はご主人のお母様もお引き受けしようとなさっています。
心優しいご夫妻を蘇ったおばあちゃんのたんすが優しく見守って下さることでしょう。
桐タンスのリフォーム古い4尺の桐タンスが洋風の桐チェスト
下関のSさんから、依頼を受けました古い4尺の桐タンス
デザインを一新し、全く新しい洋風の桐チェストに生まれ変わりました!
昔の桐タンスの中段のみを使用
施した新しいデザインが、深い味わいを醸し出しています。
伝統工芸品である桐タンスの特長も、生かされた仕上がりになっております。
きっと、喜んで頂けると、思います。