家具の更生までの流れ
更生家具ができるまで
【1】50年間使用の桐たんすは、まず古金具をはずします。
【2】金具をはずしたタンスは、中(引き出し)を抜き取り、漂白をします。
(共に殺菌、防カビも致します)
【3】漂白したタンスは、よく乾かしてから、今度は熱湯で洗い落とします。その後、天日でよく乾かします。
【4】ノミやカンナで補修していきます。
・底板の割れを補修します。
・タンス本体は、締め直したり、削ったりします。
・戸板等、亡くしてしまった物は、新しく作ります。
【5】木地(白木)で、出来上がった状態です。
【6】下塗りの後、バレンをかけます。
その後、中塗りバレンを繰り返します。
【7】本塗り、最後に夜叉と砥の粉を塗ります。
この天然の塗りをして初めて、桐たんすは呼吸ができます。
【8】塗りあがった桐たんすは、乾燥室で乾かされます。
(温度と湿度が一定になるような部屋です)
【9】桐たんすの保護の為と手アカ防止の為に、ろうを引きます。これも天然のものですから呼吸を妨げません。
【10】金具を打ちます。熟練された金具打ちの職人が金具を打ちます。
【11】出来上がり
お問い合わせから納品まで
電話かメールでお問い合わせください。
0944-86-3938
「古い箪笥の修理される所を探しています。」というお問い合わせをいただきます。
まずは、どんな種類の箪笥かを教えてください。(桐、欅、楠,桜などの一枚板であるかどうか)
いつ頃の箪笥かをお知らせください。どなたがお使いになっていたのかでも結構です。
お使いになっていた方の年齢等でおおよその年代がわかります。
寸法(巾x奥行x高さ)をお伝えください。
傷み具合や全体像がわかるような写真をメールや郵送でお送りください。
お客様のご要望をお聞きしてお見積りやご提案をさせていただきます。
修理や更生のお見積でご納得いただいたら品物をお預かりいたします。
近くの方 (福岡県内、佐賀、当工房から20キロ位迄)の場合は、当工房からお伺いさせていただきます。
遠方の方
お客様が直接持ち込みをしていただくか、お送りください。
お支払は頭金を10%頂きます。
その後納品後代金引換、あるいは送る前に振込確認後に こちらを出荷致します。
家具の送料について
家具の送料については下記をご参考ください。片道運賃です。
大きさ | 九州 (沖縄除) |
中国 四国 |
近畿 | 関東 中部 |
東北 | 北海道 |
~90cm幅 | 9,980 | 10,660 | 12,340 | 12,000 | 15,360 | 17,040 |
~100cm幅 | 10,600 | 11,330 | 13,130 | 12,770 | 16,370 | 18,170 |
~120cm幅 | 11,330 | 12,170 | 14,270 | 13,850 | 18,050 | 20,150 |
~150cm幅 | 12,770 | 13,850 | 16,550 | 16,010 | 21,410 | 24,110 |
~180cm幅 | 16,130 | 17,710 | 21,670 | 20,880 | 28,800 | 32,760 |
~200cm幅 | 20,540 | 22,920 | 28,620 | 27,480 | 38,880 | 44,580 |
※運賃は大体の目安です。
※離島の場合は別途料金が発生する場合があります。
※消費税と別途です。
※貨物保険料は別途かけさせていただきます。
※吊り上げ・養生などの特別な作業がある場合は事前にご相談申し上げます。